「AnimeJapan 2015」限定 笠間焼「フリーカップ」制作レポートをお届け!
皆さんこんばんは、宣伝の廣岡です。
明日はいよいよ大洗海楽フェスタ!ですが、その翌週に行われる
「AnimeJapan 2015」の施策の一環で実施いたします伝統工芸コラボ、笠間焼の制作レポートをお届け致します!
茨城県大洗町を舞台とするアニメ「ガールズ&パンツァー」と、茨城県を代表する伝統工芸品「笠間焼」がコラボし、
新たにAnimeJapan 2015限定の「フリーカップ」を制作致しました!今回制作を担当した「向山窯」にて取材を敢行しました!
※お買い上げの際には中身は梱包された状態となります。
容量350mlで、使い勝手も抜群!何を飲んでもおいしい「フリーカップ」には、職人による手描きの「あんこうマーク」が描かれております。
底面には、主人公達が通う「大洗女子学園」の校章も刻印されており、さりげない拘りが感じとれる逸品です。
今回制作を担当したのは、国指定伝統的工芸品 笠間焼 「向山窯」です。
窯元への取材を行いましたので、「笠間焼」の工程と共に、その模様をお届け致します。
■笠間焼の工程
①原土採掘・圷土工程(粘土づくり)
山や畑の地下にうずもれていた粘土を掘り出し、しばらくの間野外で野ざらしにし、水を混ぜねり状にして粘土を作る。
②菊もみ工程
菊の花びらのようにねり空気を抜いて、水分の均一をはかる。
③成形工程(形つくり)
成形には、ろくろ成形、型起こし成形、手ひねり成形があり、これらの方法により、色々な形を作る。
④乾燥工程
片乾きにより、ひずみや亀裂を生じないよう平均的に感想をする。
⑤素焼工程(低い温度800℃くらいで仮に焼く)
よく乾燥した色々な製品を窯に入れて約10~15時間、700~800℃で釉薬がかかりやすく、
取扱いがしやすいように素焼される。
⑥下絵付工程
素焼された製品に、筆等に絵具、釉薬をつけ下絵を付ける。
※写真は下書きの様子。実際の商品ではございません。
⑦施釉工程
素焼きされた製品に、施釉をかける。浸し掛け、流し掛け等があり、殆ど手作業で行われる。
⑧本焼成工程
施釉された半製品を電気窯、ガス窯、灯油窯等に入れて、約20時間、1250~1300℃で本焼される。
⑨仕上、検査工程
窯出しされた製品を一つずつ底を滑らかに仕上げ、割れ等がないか調べる。
⑩完成
■生天目(なばため)響子 コメント
今回制作にあたり「あんこうマーク」の模様をすべて手描きされた生天目様からコメントを頂きました!
★コメント
普段描くものは「元の絵が決まっている」事があまりなく、
更に今回のようにアニメに出てくる模様を描くような事は普段はないので、とても貴重な体験でした。
マークが曲線だったので、筆の向きによってなるべく均等になるように気をつけて一つ一つ描きました。
意外とマークの全体のバランスを整えるのが難しく、かなり練習してから臨みました(笑)。
「笠間焼」は土モノなので、持つと癒されますし、飲み物もおいしく飲めますので、是非使い込んで頂きたいです!
そして、これを機会に是非「笠間焼」に触れて頂けたらうれしいです
[向山窯・笠間焼プラザ店] http://kasamayaki.co.jp/
〒309-1611 茨城県笠間市笠間2290-4 TEL:0296-72-0194 FAX:0296-72-0576
という事で、改めましてあんこうマークと大洗女子学園校章が描かれた「フリーカップ」は、
来週末東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan 2015」にて展示&先行販売された後、受注生産を実施いたします!
私廣岡、同タイプのフリーカップにビールを入れてみましたした所・・・
見て下さいこの泡立ち!泡がおいしいと感じたのは初めてです!
そしてこのうつくしいエンジェルリング!正直同じ飲み物でも味変わります、本当に。勿論何を入れてもおいしいです!
せっかくなのでこれを機会に、質の高いシックな笠間焼のフリーカップ、試してみて下さいね!