ヴィッカーズT-15

ワッフル学院

ヴィッカーズT-15

第二次世界大戦前にイギリスのヴィッカーズ社が開発した輸出用の豆戦車M1934をベースに、ある程度の対戦車火力を持つ13.2mm重機関銃を装備するベルギー製の砲塔を搭載した車輌。装甲は薄いが快速で、機関銃搭載の豆戦車に勝る対戦車火力を持っているが、それでも偵察用の軽装甲車や軽戦車を相手にするのがせいぜいだった。ベルギー軍の部分的に機械化された騎兵師団隷下のオートバイ歩兵連隊に所属する装軌装甲車中隊や、アルデンヌ猟兵師団隷下の自転車化歩兵連隊に所属するオートバイ中隊などに、おもに火力支援用および対戦車用として配備され、1940年5月にドイツ軍に侵攻された際には実戦に参加している。

スペック

国籍 ベルギー(ベース車輌はイギリス)
製造 ヴィッカーズ社
乗員 2名
エンジン メドウズEST 直列6気筒液冷ガソリン
重量 3.8t
全長 3.63m
全幅 1.89m
全高 1.90m
履帯幅 26.7cm
超壕能力 1.5m
渡渉水深 0.75m
変速機 前進4速後進1速
最高速度 64km/h(路上)
航続距離 230km(路上)
主砲 13.2mmオチキス重機関銃
副武装 7.65mm FNブローニング自動小銃×1
装甲 7~9mm
生産数 42輌

※このスペックは、すべてワッフル学院に存在する車輌のもので、他の車輌と異なる場合があります。

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