7TP単砲塔型

ボンブル高校

7TP単砲塔型

第二次世界大戦前にイギリスで開発された輸出用のヴィッカーズ6t戦車(Mk.E軽戦車とも呼ばれた)をポーランドで正規のライセンスを得て生産したもの。このヴィッカーズ6t戦車には、短砲身の3ポンド砲(口径47mm)とヴィッカーズ社製の7.7mm機関銃を装備する砲塔1基を持つ単砲塔型(B型)が用意されていたが、ポーランドでライセンス生産された7TP(7t級ポーランド戦車の意)の単砲塔型には、スウェーデンのボフォース社で設計された独自仕様の砲塔に、同じくボフォース社で開発された長砲身の37mm砲と、ポーランド製の7.92mm機関銃が搭載された。また、オリジナルのヴィッカーズ6t戦車はイギリス製のガソリンエンジンを搭載していたが、7TPにはスイスのザウラー社で開発されたディーゼルエンジンをポーランドでライセンス生産したものが搭載された。実際の車重は10t近くあり、軽戦車としては比較的強力な対戦車火力を持っているが、装甲は薄い。

スペック

国籍 ポーランド
製造 PZInz(ポーランド技術研究所)
乗員 3名
エンジン PZInz235直列6気筒液冷ディーゼル
重量 9.9t
全長 4.56m
全幅 2.43m
全高 2.30m
履帯幅 28cm
超壕能力 1.8m
渡渉水深 1.0m
変速機 前進4速後進1速
最高速度 37km/h(路上)
航続距離 160km(路上)
主砲 37口径37mm砲wz.37(主砲弾:80発)
副武装 7.92mm機関銃wz.30×2
装甲 5~17mm
生産数 約100輌

※このスペックは、すべてボンプル高校に存在する車輌のもので、他の車輌と異なる場合があります。

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