ベルデハ2

青師団高校

ベルデハ2

第二次世界大戦中に開発されたスペインの国産戦車で、1輌のみの試作に終わった。スペインでは、1939年4月に内戦が終結すると、スペイン軍のフェリックス・ベルデハ・バルダレス大尉の尽力により、新型の国産戦車の開発が始められた。そして、まず車重6.5tで45mm砲を搭載し装甲が最大25mmの快速の軽戦車ベルデハ1が試作され、1,000輌の生産計画が立てられた。しかし、当時のスペインは工業力が低く、大量生産に必要な国外メーカーのエンジンをライセンス生産できる見込みが立たなかったこともあって、1941年には計画中止となった。次いで、装甲を最大40mmに強化した発展型のベルデハ2が開発され、1944年8月に試作車が完成した。こちらはスペインの国産エンジンを搭載することも試みられたが、性能的にはすでに時代遅れとなっており、量産には至らなかった。

スペック

国籍 スペイン
製造 -
乗員 3名
エンジン リンカーン・ゼファー86H V型12気筒液冷ガソリン
重量 10.9t
全長 5.12m
全幅 2.26m
全高 1.74m
履帯幅 29cm
超壕能力 2.2m
渡渉水深 0.8m
変速機 -
最高速度 46km/h(路上)
航続距離 220km(路上)
主砲 44口径45mm砲Mk.Ⅰ(主砲弾:136発)
副武装 7.92mm機関銃MG13×3
装甲 12~40mm
生産数 1輌(試作のみ)

※このスペックは、すべて青師団高校に存在する車輌のもので、他の車輌と異なる場合があります。

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