Ⅳ号駆逐戦車/70(V)ラング

黒森峰女学園

Ⅳ号駆逐戦車は、長砲身砲を搭載したⅢ号突撃砲の対戦車戦闘能力の高さを見て、Ⅳ号戦車の車体をベースに開発された駆逐戦車。70(V)はそれまでの48口径75mm砲から、砲身が長くより攻撃力の高い70口径75mm砲に変更されている。当時のドイツ戦車や駆逐戦車は名称をたびたび変更しているが、この車種は1944年7月の公式通達ではⅣ号戦車ラング(V)と呼称する通達が出されており、この時点では戦車扱いだったことがわかる。なお「ラング」とは「長い」すなわち長砲身を意味している。

スペック

国籍 ドイツ
製造 フォマーク社
乗員 4名
エンジン マイバッハHL120TRM V型12気筒液冷ガソリン
重量 25.8t
全長 8.60m
車体長 6.09m
全幅 3.17m
全高 1.96m
履帯幅 40cm
超壕能力 2.2m
渡渉水深 1.0m
変速機 前進6速後進1速
最高速度 35km/h(路上)
航続距離 210km(路上)
主砲 75mm PaK42 L/70(主砲弾:55発)
副武装 7.92mm MG34機関銃×1
装甲 10~80mm
生産数 930輌(70(V)型のみ)

※このスペックは、すべて黒森峰女学園に存在する車輌のもので、他の車輌と異なる場合があります。

TOP