特二式内火艇(カミ)

知波単学園

日本海軍の主導により開発された水陸両用戦車で、もともと潜水艦で輸送される奇襲作戦用の車輌として開発が始められた。車体の前後に洋上浮航用の浮舟(フロート)を取り付けられるようになっており、水上は車体後部のスクリュー(プロペラ)によって、陸上は履帯によって、それぞれ移動する。陸上戦闘時には浮舟やスクリュー等を切り離して投棄する。なお、浮舟無しで車体のみの浮力でも浮航可能だが、喫水線が上がり水上の車体高が50cmほどに減るため、環礁の内側など波の静かな水面に限られる。浮舟などを取り付けた洋上航行状態を「特二式内火艇」、浮舟などを切り離した陸上戦闘状態を「特二式戦車」と呼ぶ。略符号は「カミ」。

スペック

国籍 日本
製造 三菱重工業
乗員 6名
エンジン 三菱A6120 直列6気筒空冷ディーゼル
重量 12.5t(洋上航行時)、9.15t(陸上戦闘時)
全長 7.5m(浮舟含む)、4.8m(浮舟除く)
全幅 2.80m
全高 2.30m(陸上戦闘時)
履帯幅 30.0cm
超壕能力 2.0m
渡渉水深 -(水上浮航可能)
最高速度 37km/h(陸上)/9.5km/h(海上)
航続距離 320km(陸上)/140km(海上)
主砲 一式37mm戦車砲(主砲弾:132発)
副武装 九七式車載7.7mm重機関銃✕2
装甲 6~12mm
生産数 183輌

※このスペックは、すべて知波単学園に存在する車輌のもので、他の車輌と異なる場合があります。

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