NbFz

ヴァイキング水産高校

NbFz

第二次世界大戦前にドイツで開発された戦車で、開発名称のノイバウファールツォイク(ドイツ語で新型車輌の意)をNbFzと略記することが多い。軟鉄製の試作車が2輌、鋼製の増加試作車が3輌、計5輌のみ生産された。主砲の75mm砲と副砲の37mm砲と機関銃1挺を装備する主砲塔に加えて、機関銃1挺を装備する銃塔を主砲塔の前方右側と主砲塔の後方左側に1基ずつ搭載している。このうち試作1号車だけに搭載されたラインメタル社製の主砲塔は主砲と副砲を縦に重ねて装備しており、他の車輌に搭載されたクルップ社製の主砲塔は主砲と副砲を横に並列で装備している。装甲が薄く機動力が低い時代遅れの多砲塔戦車で大量生産されずに終わったが、増加試作車は第二次世界大戦初期のノルウェー進攻作戦などに参加している。また、外観は大型で力強いため、プロパガンダ写真にも利用されている。

スペック

国籍 ドイツ
製造 ラインメタル社
乗員 6名
エンジン BMW Va 直列6気筒液冷ガソリン(のちにマイバッハHL108TR V型12気筒液冷ガソリン)
重量 23.41t
全長 6.60m
全幅 2.19m
全高 2.98m
履帯幅 38cm
超壕能力 2.2m
渡渉水深 0.9m
変速機 前進6速後進1速
最高速度 30km/h(路上)
航続距離 120km(路上)
主砲 24口径75mm砲KwK(主砲弾:80発)
副武装 7.92mm機関銃MG13×3
装甲 13~20mm
生産数 5輌(軟鉄製の試作車含む)

※このスペックは、すべてヴァイキング水産高校に存在する車輌のもので、他の車輌と異なる場合があります。

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